2014.11.08更新

前のブログでは冷えの原因について書きましたので

今回は冷え性について食べ物の面から書いていこうと思ます!!!

 

本来、私達人間の体温の平均は36.5℃くらいであり、体温が1℃下がると、免疫力が低下するなど健康に悪影響があるといわれています。

また、体温が低いと、基礎代謝が低下し、新陳代謝が悪いため、太りやすくなるとも考えられます。

 

前の記事でも書きましたが、

冷え性の原因の一つにビタミン・ミネラル不足があるといわれています。

なぜ、ミネラル・ビタミンが不足すると、冷え性になってしまうのでしょうか?

 

その前に、まず体温が保たれる仕組みについて簡単にご説明します。

私たちは、食べ物に含まれる糖質からエネルギーを作り、体温を保っています。

食べ物に含まれる糖質は、体内で消化され、ブドウ糖として吸収されます。

ブドウ糖は、人間に備わる酵素の働きでATP(≒エネルギーや熱)に変化します。

こうした体の仕組みによって、私たちの体温は保たれているわけです。

 

では、なぜ、ミネラル・ビタミンが不足すると、冷え性になってしまうのでしょうか?

それは、ブドウ糖ATP(≒エネルギーや熱)に変化させるには、

亜鉛・セレン・鉄・マグネシウムといったミネラルやビタミンB1・B2などのビタミンが必要だからです。

ミネラル・ビタミンが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、

体温が上がらなくなり、冷え性になってしまうのです。

 

最近の食事の傾向として、加工精製食品に頼った食事をしているため、

タンパク質・脂肪・糖分過剰に摂取している反面、ミネラル・ビタミン不足傾向にあります。

また、食べない系ダイエットといった無理なダイエットをする方の場合、更にミネラル・ビタミンは不足してしまいます。

 

こうした食生活の乱れや無理なダイエットによるミネラル・ビタミンの不足が、冷え性を引き起こす重要な原因になっているのです。

体温を上げて、冷え性を改善するためにも、ミネラル・ビタミンを豊富に含んだ食事にしましょう。

おすすめは牡蠣(カキ)です。

カキには、亜鉛などのミネラルやビタミンB1、B2などのビタミンが含まれています。

ミネラル・ビタミンを豊富に含んだ食事をするのが難しい方は、ぜひサプリメントを活用してください。

投稿者: リムス鍼灸マッサージ院

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