昨日山形県の高畠で競歩の大会が行われました。
オリンピックが終わったばかりですが、来年の世界選手権の選考も兼ねた大きな大会でした。
大学時代から治療をしている小林快選手が50キロ初挑戦で日本歴代4位の3時間42分8秒で優勝をしました。
世界選手権の派遣記録も破り、ロンドン世界陸上の内定第一号となりました。
大学時代から全国区の選手として力を発揮し、国体でも優勝したりととても強い選手でしたが、日本は競歩のレベルも世界的に高く、なかなか勝ちきれずにオリンピックも惜しくも逃していました。
距離を伸ばして大きな舞台への挑戦の第一歩で念願の世界大会への切符は本当に素晴らしいですし、これからさらに経験を積むことで日本記録も視野に入っていきそうです。
調子がいいことや50キロの試走でもなかなかのタイムだとは聞いていましたが、アスリートのこういうどこか超越した力を発揮する場面を見るたびに人類が記録に挑戦するワクワクが止まらなくなります。
50キロ競歩は経験がとてもものをいう競技ですし、競技生命もとても長い種目ですので日本記録にとどまらず世界記録まで視野に入れて頑張っていってほしいです。